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◆アマテラス(天照大神)と伊勢神宮の謎(二)

2013年06月04日

Posted by スサノヲ(スサノオ) at 18:16 Comments( 1 ) 神話に見る日本文化考
◆アマテラス(天照大神)と伊勢神宮の謎(二)

アマテラスと伊勢神宮の謎を読み解く」語りかぐら
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◆アマテラス(天照大神)と伊勢神宮の謎(二)

◆◇◆アマテラス(天照大神)の原像、原アマテラス=アマテル神

 皇祖神・アマテラス(天照大神。テラスという語は、テルという語の尊敬法であるところからも、アマテル神に特別な敬称を付けた神名)が太陽神で あることは、『記・紀』神話の中にも明らかにされている。また、古くから各地では、皇祖神でない別系の男性太陽神が広く信仰されていた。

 古代より農耕を営んできたわれわれの祖先は、太陽の運行を何よりも重視し、それを農事の際の目印にしてきた。そのために農耕にとって、太陽の運行のメカニズムを知ることが特に重要なことであったのである。

 古代の人々は太陽の光と熱に感謝し、早くからそれに対する信仰(土着の日神信仰)を抱いていたのである。そうしたことから、冬至の頃の太陽の勢力が衰えた時には、太陽の復活のための祭りも行われた(これは日本に限ったことではなく世界中の広い地域で行われている)。

 このように太陽神は最も重要な自然神として崇拝されていたので、日本の古代においても各地の豪族などが中心に、これを大切に祀り崇めていた。

 皇祖神・アマテラス(天照大神、古くはタカミムスビ=高御産巣日神が皇祖神であったようだ)は、これらの『記・紀』神話以前から祀られてていた太陽神(それぞれ各地の豪族が奉斎していた土着の日神信仰)を統合(大和朝廷が独占)した形で登場してきたのである。

 現在でもアマテル神(天照神・天照御魂神・天照国照神、海人族が奉ずる日神・男性神格、尾張一族の祖神・火明命=天火明命。この他にも対馬系の 天日神命)を祭神とする神社(鏡作坐天照御魂神社、他田坐天照御魂神社、木島坐天照御魂神社、新屋坐天照御魂神社、揖保坐天照神社、天照玉命神社、日前国 懸神宮、阿麻■留神社)や祭祀(二見が浦の輪注連縄、神島のゲーター祭、グミの枝で作った日像の輪、伊雑宮の御田植祭の青竹、鶏の民俗行事)は多く存在す るが、それは伊勢神宮の太陽神・アマテラス(天照大神)を遷座したのではなく、もともと各地の太陽神として崇拝されていた神に天照の名を冠したということ ができる。

 いずれにしても太陽神は万人が重要視し、最もポピュラーな神であったのだ。

 特に伊勢の地(古代海人族の居住地です。大和の真東の位置し、暁光の日の出を仰ぐ、海からの日の出の最も美しい太陽信仰の霊地でした)では、海 洋漁撈民である磯部たちの奉じる太陽神(猿田彦命も、伊勢・志摩地方で漁民の奉じていた原始的太陽神。また伊勢津彦や伊勢の朝日郎も、地方的太陽神格で あった)に、土地の斎女(斎服殿で神衣を織る女神のイメージが、アマテラスの性格に投影され、また大物忌として心御柱祭・神衣祭の祭式に残った)が収穫祭 に初穂や海で取れた魚介を備え、聖婚を行い奉仕していた(御神体は山の神木切り出した一種の神籬=心御柱・忌柱・天御柱・天御量柱、檜造の掘立柱のため腐 朽しやすくそのためもあって二十年ごとの式年遷宮があるとも)。

 この伊勢の太陽神に、大和朝廷が注目し、この神を皇祖神と同一視し、斎王を派遣し斎宮を置くのである(豊鍬入姫巡行・倭姫巡行の伊勢遷幸伝承は、伊勢神宮鎮座伝承として由来を語るために創作された説話と考えられている)。

 また大和朝廷の中臣や忌部などの宮廷司祭族に命じて奉仕させ、さらに聖なる神籬の上に高倉を建て、宝物類(神鏡を御樋代や御船代に納めて)を置くようになっていった(皇祖神化に伴い奉納された鏡が御神体になり、高倉が社殿として常設化する=神明造の起源とも)。

 このように中央集権的な大和朝廷の正統性をアピールするために、この神ほど相応しいものはなかったのであろう(天石窟戸神話や天孫降臨神話に は、天照神的・伊勢的色彩に彩られており、宮廷司祭族の中臣・忌部の祖神のほか、天宇受売命や猿田彦命や天手力男などの伊勢土着の神をも、随伴神として割 り込ませた形で成立する。また天孫降臨神話は二系統の天降り伝承の政治的結合か?)。

 言葉を変えれば、そのような政治的意図で皇祖神を模索した結果、太陽神の統合たるアマテラス(天照大神、太陽の男神の神妻から太陽の女神へ、そ して壬申の乱における大神の冥助による天武天皇側の勝利などで、さらに皇祖神化が促進され、中央集権国家の整備とともに皇祖神に祀り上げられる)に帰結し たと考えられる。

 このようにアマテラス(天照大神)の原像を探ることは、天皇家や古代史の謎を解くことに繋がりそうだ。さらには、日本の基層を探ることにも繋がりそうである。

スサノヲ(スサノオ)

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◆アマテラス(天照大神)と伊勢神宮の謎(一)

2013年06月04日

Posted by スサノヲ(スサノオ) at 18:13 Comments( 0 ) 神話に見る日本文化考
◆アマテラス(天照大神)と伊勢神宮の謎(一)

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◆アマテラス(天照大神)と伊勢神宮の謎(一)

◆◇◆皇室の祖神(皇祖神の源流)は、アマテラスか、タカミムスビか ・・・

 日の神アマテル神は伊勢だけでなく、各地(山城・大和・摂津・丹波・播磨・対馬など、特に海人族によって)で祀られていた。本来日の神(ローカルな太陽神、プレ・アマテラス)は、農耕民・漁撈民の間で、かなり広く祀られていた神であったようである(大和国の鏡作坐天照御魂神社の祭神は天照国照日子火明命、他田坐天照御魂神社の祭神は天照御魂神、山城国の木島坐天照御魂神社の祭神は火明命、摂津国の新屋坐天照御魂神社の祭神は天照国照天彦火明大神)。

 その中の有力な神に仕えるオオヒルメノムチ(大日■貴、大日女、大日妻、日神の巫女)が、後には天照大神として、皇祖神の首座を占め、高天原を主宰する神に昇華するのである(天照大神が宮廷で祀られるのは、奈良時代までなかったようである。『延喜式』の祝詞にもほとんど出てこないし、平安時代初めまで特別な祭祀もされていなかった)。

 農耕儀礼の中に育まれた日の神信仰を集中・独占した王権の宗教的機能は、天皇の即位儀礼と関係の深い大嘗祭(タカミムスビは、大嘗祭の斎場に祀られる八神殿の主神であり、田の神あり、生成に関する霊力の神格化である)が、農耕祭儀を基本としている祭式であることからも明らかである。

 もしかすると、初期ヤマト王権の段階の祖神であった神は、アマテラス(天照大神)以前に皇祖神としてタカミムスビ(高御産巣日神・高皇産霊尊・高木神=神の依ります神体木・神籬の神格化)が位置していたのではないだろうか。

 神代史では、タカミムスビは葦原中国平定を命ずる神として、また天孫降臨の指令神として重要な役割を演ずる。このことからも、タカミムスビこそが皇祖神・アマテラス(天照大神)よりも原初の神で、高天原の主宰神と仰がれた段階があったと考えられる。

 またオオヒルメノムチ(皇大神宮第一の別宮・荒祭宮の祭神・撞賢木厳御魂天疎向津姫=つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ?)は、この神に使える巫女であったとも考えられる。

 ところが、ひとたびアマテラスがタカミムスビ(または、プレ・アマテラス=天照国照御魂神=男神)と合一化し、アマテラスが皇室の至高の祖神と信じられるにいたって、アマテラスの方が前面に浮かび上がってくる(ただ一人のアマテラス、ただ一人の皇祖神となっていく)。

 タカミムスビの信仰は、弥生時代の農耕文化の導入と展開の中で育まれたものであろう(対馬の阿麻■留(あまてる)神社、対馬の高御魂神社、山城国乙訓郡の羽束師坐高御産霊神社、大和国添上郡の宇奈太理坐高御魂神社、大和国十市郡の目原坐高御魂神社など)。

 では、アマテラス(天照大神)はそもそもどのような神であったのであろうか?(日の神アマテル神は各地で祀られてた。日の神に仕えるオオヒルメノムチ) いつ頃から皇祖神として祀られ、どのような経緯で皇祖神になったのであろうか?(雄略朝から継体朝を経て、天武・持統朝で確立)また、なぜに大和から遠い伊勢の地に遷幸・鎮座させられたのでしょうか?(大和の真東の太陽信仰の霊地・東国経営の基点、伊勢神宮は元は三輪山の遥拝所か) 天武・持統天皇と伊勢のアマテラスとの深い関係には何があるのでしょうか?(氏姓制社会から律令制国家への一大転換、神祇体制の確立) 伊勢遷幸伝承・伊勢鎮座伝承(豊鍬入姫巡行・倭姫巡行)は何処まで史実でしょうか?(後世の斎王制度の由来譚) 斎王と斎宮と神鏡、そして伊勢神宮の心御柱と神籬の祭祀は何を意味するのでしょうか?(大物忌と由貴大御饌、その秘儀の意味と起源、伊勢神宮祭祀の光と影の二重構造) 皇祖神・アマテラス(天照大神)と伊勢神宮には、このように多くの謎が隠されている。

スサノヲ(スサノオ)

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◆神話の世界観、本能的に世界の本質を感じ取る

2012年01月09日

Posted by スサノヲ(スサノオ) at 21:42 Comments( 0 ) 神話に見る日本文化考



◆神話の世界観、本能的に世界の本質を感じ取る

 神話とは何か。この問いに対して多くの学者がさまざまに定義を試みてきた。

 それらの学説は多岐にわたるが、例えばルーマニア生まれの宗教学・宗教史学者ミルチャ・エリアーデは「神話と現実」の中で次のように論ずる。

 「神話は神聖な歴史を物語る、それは原初の時、『始め』の神話的時に起こった出来事を物語るものである。いいかえれば、神話は超自然者の行為を通じて、宇宙という全実在であれ、一つの島、植物、特定な人間行動、制度のような部分的実在であれ、その実在がいかにもたらされたかを語る。そこで、神話は、常に『創造』の説明であって、あるものがいかに作られたか、存在し始めたかを語る。」

 今と違って、古代の人たちは素朴だが、純粋に、本能的に世界の本質を感じ取っていた。それを、物語として未来に伝えているのかもしれない。

 もしかして、現在の緊張した国際社会、複雑な人間関係の中で生きる現代人にとって、神話が与えてくれる新しい視点は、新たな問題解決のヒントを与えてくれるかもしれない。

スサノヲ(スサノオ)


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◆2012年 古事記編纂1300年記念

「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」

この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。

しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。

2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。

また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。

古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。

スサノヲ (スサノオ)



◆神話の死生観、死を発見し理解し概念として他者と共有した

2012年01月09日

Posted by スサノヲ(スサノオ) at 21:40 Comments( 0 ) 神話に見る日本文化考



◆神話の死生観、死を発見し理解し概念として他者と共有した

 死の概念は、人類の進化とともに現れてきた。

 ネアンデルタール人は、死を理解し、死者に花を供えたという。日本でも、縄文時代草創期に長野県野尻湖の遺跡で、死者に花が供えられていたことが花粉分析によって確認されている。

 人類以外の動物は死んだ仲間に花などを手向けない。人類が花を手向けたり、墓を作るのは、死を発見し、理解し、概念として他者と共有したからである。

 死の発見は同時に、生の発見でもあったのではないだろうか。生の発見は、生命や霊魂についての観念、死後の世界や他界についての観念の生成を意味する。

 つまり、宗教の誕生である。

 人類の進化の歴史の上で、死の発見ほど偉大な発見はなかったと言っていい。それは精神世界のビックバンをもたらしたに違いない。

 世界各地に伝わる死の神話や叙事詩は、人類の祖先による死の発見と他界観念の生成をめぐる物語である。

 シュメールの女神イシュタルなどの神話は、日本神話のイザナミの国生みと黄泉の国神話と共通する部分がある。

 日本の神話の中に、死生観を見てみますと、
1、イザナギ・イザナミ神話
2、アマテラス・スサノオ神話
3、スサノオ・オオクニヌシ神話

 の中に見られるが、その中でも、1のイザナギ・イザナミの黄泉の国の神話に、生と死を分かつ物語が集約されている。

 物語は、高天の原から天下り、二神の結婚により大八島および神々が生まれる。イザナミは、火の神カグ土に焼かれ黄泉の国へいく。

 イザナギは悲しみ黄泉の国へ探しに行くが「見るな」の禁忌を破りイザナギの姿を見てしまう。イザナギは逃げて、黄泉比良坂で事戸渡しする。この後、イザナギは、死穢の禊祓により三貴神の誕生となる物語である。

 黄泉比良坂では、神々を生み出したイザナミが、死後一転して一日に千人ずつ人間をくびり殺す恐怖の死の神、黄泉津大神となり、イザナギは、されば一日に千五百人の人間を生もうと宣言する。

 このようにイザナミは、生と死の両界の創造者であり、死には、生者を死へと引きずり込もうとする力が内在すると考えられていたのだ。

 その死の力の影響を払拭する方法が、「『吾はいなしこめしこめき穢き国に到りてありけり。故、御身の禊ぎせむ』とのりたまひて筑紫の日向の小門の阿波岐原に到り坐して禊祓ひたまいき」と記されているように、死の力を祓い清める行為である。

 禊ぎ祓われたわけであるが、そこに三貴神(アマテラス・ツクヨミ・スサノヲ)の誕生となるのである。ここに生と死のダイナミックな循環のメカニズムを持つ死生観が見えてくる。

 神話とは、神と人と世界の始原を説く物語である。ここから学び取る事は、多々ありそうだ。

スサノヲ(スサノオ)


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◆2012年 古事記編纂1300年記念

「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」

この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。

しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。

2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。

また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。

古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。

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◆2012年『古事記編纂1300年記念』

2012年01月01日

Posted by スサノヲ(スサノオ) at 11:12 Comments( 2 ) 神話に見る日本文化考


◆2012年『古事記編纂1300年記念』

 今年2012年は、日本最古の歴史書である『古事記(こじき・ふるごとふみ)』が編纂されて1300年を迎えます。この古事記という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られています。

 また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれています。

 『古事記』は、「日本」と「日本人」のことを考えるとき、一度は読んでほしい深い価値のある書物であり、それだけでなく大変に面白い書物です。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみてください。

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